2016年2月5日金曜日

第58回目終了、ロシア語のすすめ

1月30日のシステマ湘南は1月9日に引き続き、
ストライクの基本を行いました。
12名の方に参加していただきました。
参加していただいた皆さん、おつきあいくださいまして、
ありがとうございます。

終わった後は、7名ほどで軽く1杯。
飲むためにシステマをやっている方もいると思うのですが、
そういうことがとても大事じゃないかと思っている次第です。

ところで、システマをやっているロシア&ロシア語にも
興味がわくと思います。
是非、興味がある人にはチャレンジしてほしいと思います。
システマが日本に伝えられ、普及し始めてからもう10年が経ちますが、
いまだにロシア語で堪能でシステマをやられている方はいません。

もともと世界にシステマが広まりだしたのは、
トロントの本部からだったので、
英語が分かれば十分にシステマが理解できたということがあります。

今もロシア語が分からなくても、システマは十分に勉強にできます。
ただ、私個人的にはシステマ抜きにしても、ロシアは面白い。
まだシステマを始める前ですが、世界30数か国旅行してきて、
ソ連に行った時に、「この国は面白い」と思ったものです。

面白さの理由はひとまず置いておきますが、
その国の国民性や思考を知るには、その国の言葉を知るに限ります。

私は英語だってそんなに得意ではありませんが、
ロシア語を勉強していると、いかに自分が英語を喋るかに驚きます。
カタコトの英語でしか喋れませんが、それでもそのレベルにロシア語が
達するまでにどれだけの時間がかかるか分かりません。

ロシア語を勉強し始めて、4年ぐらい経って、
いまだに初級から抜け出せませんが、
システマ湘南でもロシア語を勉強したいという人が出てきましたので、
この4年で得たことを元に少しアドバイスをしたいと思います。

というわけで、まず第1回目は辞書編です。
語学を勉強するには辞書が必要です。
ロシア語の辞書は少ないのですが、
初心者にとって超オススメなのが、
「パスポート初級露和辞典」(白水社、3132円)
後半には簡単な和露辞典もついていて使いやすいです。
二色刷りで見やすく、ロシア語は活用が難しいのですが、
活用も細かく載っていて、かつ例文も豊富なのがいいです。

私が使っていて便利なのが、カシオのロシア語電子辞書です。
ネットで調べると型落ちの2万円台から4万円台までありますが、
最新機種は買う必要はありません。
電子辞書に入っているロシア語の辞書はコンサイスの露和辞典と和露辞典ですので、
2万円台の型落ちでも内容はまったく同じです。
コンサイスですから、用例や活用が省略されていて、そういう意味では、
単語を深く学べることが出来ません。
ただ、この辞書のいいところは、キリル文字に慣れていない人でも、
手書き入力で単語が調べられることです。
また、露英辞典や英露辞典も入っているため、
ロシア語の単語が英語では何かが分かる点です。
日本語でしっくりこなくても、英語で見るとしっくりくることがあります。
また、コンパクトなのでロシアに行った時にも役に立ちます。

上記2つは、もしロシア語を本格的にやろうとするのであれば、
持っていたほうが絶対にいいと思います。

少しロシア語に慣れてきたら、「博友社ロシア語辞典」(6291円)でしょう。
「パスポート初級露和辞典」よりも単語数は豊富で、
かつ電子辞書よりも詳しく説明されています。
そして、「システマ」が紹介されているのが、
小学館の「プログレッシブロシア語辞典」(4860円)です。
コンパクトで単語数も豊富。去年出たばかりの新しい辞書なので、
最新のロシア語になっている外来語なども充実しています。
難点は活字が小さいので、中高年にはつらいところです。

次は(いつ次を書くか分かりませんが)、ロシア語の参考書について
書いてみたいと思います。

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