2015年6月29日月曜日

初の鎌倉武道館柔道場、次回のお知らせ

6月27日、第36回システマ湘南終わりました。
11名の参加。参加していただいた皆様、ありがとうございました。

今回は鎌倉武道館の柔道場を初めて使用させていただきました。
剣道場が天井も高いうえにスペースも広く、
10数名で使う分には贅沢なスペースでしたが柔道場も立派でした。
ただ天井が剣道場より高くないせいか、
よりコンパクトな感じがありました。

柔道場は思いの他、よかったですね。
いつも鎌倉武道館に申し込む時に、柔道場にしようか剣道場にしようかと、
迷っていたのですが、これからは断然、柔道場だと思いました。

さて、せっかくの柔道場ということもあって、
ローリング中心にグランドワークをメインにしました。
4、5年ぶりにやるようなドリルも入れて、構成してみました。

まだシステマに慣れていない人にとっては、
柔道場は非常にやるやすい場所だと思います。

ただ、いつもクラスが終わると反省しきりです。
ただ、体を動かしていても意味がないので、
自分がそのワークから何を感じてやっているのかを
もっと話したほうがいいのかなとか、
今回も自分なりにいろいろと課題が見つかった一日でした。

次回は7月11日、大船体育館の格技室になります。
よろしくお願い申し上げます。

また、鎌倉武道館の柔道場を使えるのは
次は8月8日になりますので、よろしくお願いします。

2015年6月25日木曜日

第35回終了は、次回は6月27日

先週の土曜日、6月20日、第35回システマ湘南終了しました。
参加者は7名、参加してくださった方、どうもありがとうございました。

土曜日の、決して人が集まりやすいとはいえない時間に参加していただき、
本当に感謝しています。

ミカエルセミナーでやったガンのディスアーミングのドリルを
もう少し分かりやすくしようと、ナイフのディスアーミングのドリルから入っていて、
ナイフ→ガン→シャシュカと展開しようと思っていたのですが、
シャシュカへのつながりが上手くいなかったので反省しています。

だいたい自分がやっているワークは、
北川さんや他のインストラクターから学んだり経験したりしたものを
復習してみたり参考にして組み立てています。

ときどき、こうやれば面白いワークができるかなと自分で考えてやるわけですが、
上手くいかないこともあり、だからこそ自分にとっては勉強になるこがあるわけですが、
その分、参加者の皆さんにはご迷惑をおかけします。

さて、次回は6月27日の土曜日になります。
鎌倉武道館の柔道場となります。鎌倉武道館ですので、お間違いなく。
それでは、よろしくお願いします。

2015年6月18日木曜日

34回システマ湘南終了。ビーチシステマを大いに楽しみました。

先週6月13日、ビーチシステマを行いました。
いつもの体育館と違うので、何人集まるのか心配だったのですが、
常連の方を含めて12名の方が集まってくださいました。
ありがとうございました。

システマ湘南を始めた時からビーチシステマを行いたかったのですが、
海水浴のシーズンは、他の人たちに迷惑になるため、できないこと。
となると、7月と8月を除いた月になるわけですが、5月はまだ寒いだろうし、
9月になるとクラゲに刺される可能性もあるため、6月になりました。

雨だけが心配でしたが、幸いなことに曇り時々晴れといった感じで、
天候にも恵まれました。

水の中で暴れまくって、無邪気な子供の頃に帰ったような楽しさがありました。
しかし、水の中で行うワークは「万が一」という危険性もあるので心配したのですが、
とにかく無事に終わってほっとしています。

ビーチシステマといっても普段やっていることと、大差はありません。
ビーチでやる分には、下が砂なので(ガラス瓶などが落ちていない限り)、
倒れても安全であるというメリットがあります。

また水中で行うワークは、普段よりも自由に呼吸が出来るわけではないので、
呼吸のコントロールをする意味でも非常に勉強になる部分があると思います。

参加された何人かの方が「波に乗って動くと楽」と言っていたのが印象的でした。
対人でも相手の動きに乗って動くとスムーズに動けます。
海中で練習していると、そういう動きが身に付けやすいのかなと思いました。

ですから、ビーチでシステマをやることで学べることも多いので、
これからも年に1回ぐらいはビーチシステマを恒例の行事にしたいと考えています。


写真は江ノ島を背景に、キックの受けの練習。

練習が終わった後は、有志で江ノ島のスパで汗を流しました。
充実した1日でしたが、疲れました。
皆さん、お疲れさまでした。

さて、次回は20日、鎌倉武道館の多目的室となります。
鎌倉武道館の場合は、私の方で一括して施設利用料は支払いますので、
個別に支払う必要はありません。
ミカエルセミナーの復習もかねて、トレーニングナイフの他、
トレーニングガン、モデルガンなど玩具のガンがあれば、お持ちください。
一部シャシュカも使うかもしれないので、余裕があればご持参ください。

それでは、よろしくお願いします。

2015年6月11日木曜日

「負けない」ということ

5月のセミナーで、ダニイルがワーク中に言っていたのは、
「勝たなくてもいいんです。負けないことです」
ということです。

こう言われても、ピンとこない人もいるだろうけれど、
実際の戦闘では「負けない=死なない=生存する」ということだと思います。
戦闘においては、相手の軍隊に対して勝たなくても、
こちらが殲滅してなければリベンジの機会があるわけで、
そういったところもシステマがサバイバルの技術である所以だと思います。

現実的には、負けないためには、逃げてしまえばいいわけだし、
最初から戦闘しないという方法もあります。

勝とうとすると緊張するし、リラックスが崩れます。そこから無理も生じます。
リラックスをしていれば、チャンスも生まれます。
しかし、実際には、なかなかその境地には達しづらいところがあります。

そこで何かの参考になればと思って最近読んだのが「負けない作法」(集英社)という本。
著者はラグビーの大学選手権で6連覇した帝京大学の監督、岩出雅之氏です。
目次には「自分を知り、自分をつくる」「自分の『ニュートラルな状態を知る』とか、
システマにも通じそうな項目が並んでいます。

読んでみて思ったのはシステマの場合は「How to do」が具体的なのですが、
この本は「How to think」の要素が多かったです。
対象にしてい読者は大学生から20、30代のビジネスマンという印象を受けました。

参考になったのは「負けない作法」の「作法0」の部分です。
「負けない作法」には0から4まで5つの段階があるのですが、
「作法0」では次の5つを提唱しています。

1 環境を整える
2 身体のコンディションを整える
3 マインドのコンディションを整える
4 振り返りを行う。何度も行う
5 丁寧に日常生活を送る

詳しくお知りになりたい方は本を見ていただくことにして、
要は、日ごろから整理整頓、体や心の調子を整え、無理をしないということで、
最後の「丁寧に日常生活を送る」というところに集約されます。

「負けない」体や「負けない」心を作るには、何かをどうするのではなくて、
日頃からきちんとして生きるということを提唱していて、
いろいろと考えさせられました。

確かに、まずは「そこから」なんですよね。

2015年6月9日火曜日

13日のビーチシステマ、詳細のお知らせ

システマ湘南を始めた時から、場所柄ビーチシステマをやってみたいと思っていました。
このメールは「システマ湘南ブログ」にお問い合わせのあった方にメールしています。

湘南の海は、7月1日~8月31日までは海開きで、一般の海水浴客がいるため、
6月か9月にやりたいなと思っていたのですが、6月13日に行うことにしました。

雨が強いようであれば延期しますが、
現在のところ、13日の天気予報は晴れ時々曇りで、降水確率20%なので、
ほぼ決行する予定でいます。

【集合場所】6月13日(土)14時50分までに小田急片瀬江ノ島駅の改札に集合

【遅れた場合】江ノ島大橋の下あたりを探してください。

【持ち物】水着(トレーニングウェアの下に着ておいてください)、
タオル(フェイスタオルと大き目のタオルもあったほうがいいかもしれません)、
シューズ(素足でもいいのですが、海開きの前なので、海岸にはゴミも多いと思われます。
気になる方は濡れてもいいシューズもしくは足袋をお持ちください)、
着替えの下着、飲み物など。なお、着替える場所は大橋下あたりで適当になると思います。

【参加費】通常通り200円(学生100円)

【終了後】終了はいつものように17時ぐらいを予定しています。
海岸にはシャワーがないので、そのままタオルで砂を落として帰っていただくことになります。
有志のみで江ノ島の「アイランドスパ」に行く予定です。
通常2742円なのですが、18時から1705円になるようなので、
これも皆さんの意見次第ですが、その時間を目指して江ノ島に移動しようと思っています。
スパに入ってからは自由解散。食事が出来る人は食事をしてから帰りましょう。
なお、スパのみの参加もありです。

【雨の場合】天候が不安で強い雨が予想される場合、大船体育館で通常のクラスに変更します。
その場合は、当日の13時までに、フェイスブックのグループのページ、ブログ、
メールでお知らせします。今のところは、ほぼ決行の予定です。

それでは、よろしくお願いします。
何かご不明な点があれば、お問い合わせください。

2015年6月5日金曜日

上達って何だろう?

23日のシステマ湘南で初めて来た方に、ワーク終了後、
「今日は、このようなワークをしましたが、毎回違うことをやることが多いですから」
と説明したところ、「では、上達はどのように判断するんですか」と聞かれて、
答えに窮してしまいました。

システマに段位もないし、試合もありません。
従って、自分がどれだけ上達したのかの目安や目標となるものがありません。

「上達するって何だろう」と最近考えていたのですが、
ストライクやローリングが以前よりうまくなったり、
個別にはいろいろあると思うのですが、
自分の場合は、やはり「四大原則」と「know yourself」かなと考えました。

身近なところで言えば、「四原則」がいつでもどこでも出来ているのか。
四大原則=呼吸、リラックス、姿勢、動き続けること(キープムービング)です。
日常生活でもすぐに緊張したり、息を詰めていたり、姿勢が悪かったり、
この四原則をこなすことさえ、かなり難しいことがシステマをやっていると分かると思います。

システマはサバイバルの技術ですから、どんな状況下であっても、
自分のパフォーマンスを落とさないことが重要視されます。
そのためには、リラックスして呼吸して……四原則が大切になるわけです。
「どんなことがあっても、ニュートラルでいられるようにしましょう」ということですが、
「ニュートラル」が上達なのかといえば、普通はそうは考えません。

僕がなんとなく「上達」という言葉に違和感を感じるのは、
自分にとって「上達」という言葉に付け足していくイメージがあるからかもしれません。
システマの場合、自分に何かを付け足していくのではなく(そういう部分もあるかもしれませんが)、
むしろ自分にあるものを掘り下げていく作業のような気がします。
言い換えれば、「自分という存在」に気付いていく作業のような気がしています。

そこが「know yourself」(汝自信を知れ)であるわけで、システマをやっていると、
「自分はこんなことができるんだ(できないんだ)」
「自分の体はこうなっているんだ」「自分の気持ちはこうなっているんだ」ということを
多くのワークを通して気付かせてくれることがあります。
自分の可能性に気付くと楽しいし、自分を変えていくことも出来ます。

また、自分自身を知れば知るほど(論理が飛躍するかもしれませんが)、
自分へのこだわりも薄れ、自分からも自由になれるような気がしています。

参加者から「上達って何ですか」と聞かれて、
「自分が変化できればいいんじゃないすか」と答えたように思うのですが、
上記のように考えているためです。

「上達とは何か」の答えになっていないかもしれませんが、
とありえず、自分としては楽しいシステマを目指していて、
その中で、自分もみなさんも変わっていくことが出来たらなと考えています。

2015年6月4日木曜日

33回目終了、ビーチシステマ(予定)のお知らせ

先週5月30日、33回目のシステマ湘南終わりました。

5月14日に東京で行われたNYのインストラター・エドガークラスのシェアでした。
この日の予定は、エドガークラスが終わってから突然決めたので、
イレギュラーなため、今日は久しぶりに5名以下になると思ったのですが、
7名も参加してくださり、ありがとうございました。
常連さんは2名。新しい人が多かったので、嬉しい限りです。
参加してくださった方に、感謝です。

さて、次回の13日はビーチ・システマを予定しています。
システマ東京の夏合宿で、九十九里浜でビーチ・システマをやったことがあったものですから、
以前から湘南でもやりたいと思っていました。

基本的には、陸でやることを海辺でやるということなのですが、
やはり海辺なり、自然の中でやると、システマもまた一味違ったものとして感じられます。

7月からは海開きで、浜辺で殴ったり蹴ったりしていると、
ライフガードから注意される恐れがあるため、6月にやることにしました。
しかしながら、梅雨の時期にさしかかるので雨だけが心配です。
小雨程度であれば、決行します。
天候が怪しいようであれば、みなさんにメールしますし、
また、このブログやフェイスブックにも書き込みしますので、チェックしてください。
雨が激しければ、大船体育館で通常のトレーニングとなります。

海にも入る予定でいますので、トレーニングウェアの下は水着であったほうがいいと思います。
また足元は裸足、もしくは濡れてもいいようなマリンスポーツ用のシューズ着用でお願いします。
サンダルでもいいですが、かかとが脱げないものでお願いします。

江ノ島の場合、公共のシャワーはありません。
従いまして、終了後は江ノ島まで歩いて、スパでお風呂に入る予定でいます。
(濡れたまままでも、あの地域ならば、湘南モノレールに乗っても変な顔されないと思います)

下はイタリアでのビーチのシステマ。
人数が多いほど楽しいのですが、せめて10名ぐらいは集まってほしいと思っています。
大船から足を延ばしてもらうことになりますが、よろしくお願いします。