2016年12月31日土曜日

2016年もありがとうございました

今年のシステマ湘南に参加してくださった方々、
ありがとうございました。

2016年のシステマ湘南は全部で41回行いました。
開始した2014年からの延べだと95回となります。

参加者は平均11人を超えました。
いつも拙いリードで、システマの魅力をどこまで伝えられているのか
わかりませんが、多くの方々が参加してくださって感謝しています。

来年も日本におけるシステマはイベントがギッシリです。
前半だけでも、
1月にはロスのインストラクターの三谷セミナーと、
シアトルのインストラクターのクオン・リーのセミナー、
3月はモスクワのセルゲイとザイコフスキーのセミナー、
5月にはモスクワのダニイルのセミナー。

システマ湘南でもできるだけ、
これらのセミナーをフォローしていきたいと思っています。

2016年の後半は、仕事が忙しくて、
なかなかブログが更新できませんでしたが、
2017年も時々のぞいてみてください。


来年もよろしくお願い申し上げます。

2016年12月9日金曜日

システマって「発見」の面白さがある

なんやかんやで仕事が忙しくて、
ブログがちっとも更新できませんでした。

システマ湘南では、ヴラディミア(ブラッド)セミナーの復習を続けていますが、
先日、参加してくださったOさんは、いろんなクラスに顔を出しています。
同じように、セミナーの復習をしていても、インストラクターの切り口の違いや、
参加者の違いなどで、だいぶ趣きが異なっているということでした。

よくインストラクターの数だけシステマがあると言われていますが、
その通りなんですよね。
システマは型もなければ、「こうでなければならない」というルールもない。
四大原則、「呼吸する」「姿勢を保つ」「リラックス」「動き続ける」さえ、
守れば、あとは何をやってもいいことになっています。

ただ、これだけ海外に広がっていくと、
目指すところはインストラクターによって違うのでしょうが、
いろんな国のデモンストレーションを見ていると、
「確かにシステマだなよな」と思えるのが不思議です。
(特にミカエル系に関しては)

武道のように帯の階級があるわけでもないし、
格闘技のように試合があるわけでもありません。
だから、何を目指すかは人それぞれで、
その分、達成感は得にくいかもしれません。

技を覚えるというわけでもありませんので、
続けていて特にテクニックが上達するわけでもない。
(個人的にいろいろと研究していけばテクニックは学べないことはありませんが)
だから、護身のテクニックが学びたければ、
人によっては、他のことをやったほうがいいかもしれないと思います。

それでも私が何で足かけ8年、もうすぐ9年になりますが、
何でやっているのかというと、自分の身体への「発見」があるからでしょう。
みんなでワイワイとやっているうちに「発見」がある。
参加者も何か「発見」していく。
それが面白いんですね。

あと中国武術や合気道をやっていた経験からいうと、
システマのほうが、より日常生活にフィードバックできる点が多いと思っています。
よくストレス発散のためにスポーツをする人がいますが、
もちろんシステマもストレス発散にはなりますが、
むしろ、ストレスを感じない身体を作っていくような気がしています。

特にストレスが大きい仕事やギリギリのところで丁々発止をしているような
仕事をしている人は、システマは役に立つと思っているし、
システマ湘南に参加してくだっている方々もそうであってほしいと思っています。

2月以降の予定も一部決まりました。
2月4日、鎌倉武道館・柔道場
2月11日、鎌倉武道館・柔道場
2月25日、鎌倉武道館・柔道場
すべて15時からです。
12月、1月は右側のスケジュールをご覧ください。