2020年2月27日木曜日

【お知らせ】新型コロナウイルスで日時が変更となります

新型コロナウイルス対策で、さまざまなところでイベントの中止などが続いています。
いつも使用している鎌倉市内の体育施設も全館休館が決定しました(3月15日まで)。

なにかすごいことになっていますね。
先日の2月21日~22日のダニールセミナーでも、新型コロナウイルスを懸念して、
急遽キャンセルした方もいらっしゃったようです。

したがって、当面、鎌倉体育館や大船体育館は使用できないため、
以下のように日時と場所を変更します。
★土曜日について
2月29日(土) あーすぷらざ(本郷台)・創作スタジオ 16時~
3月7日(土) あーすぷらざ(本郷台)・創作スタジオ 16時~
3月14日はまだ場所が取れていません。

★水曜日について
3月4日は中止、その代わりに3月11日にしました。
3月11日(水) あーすぷらざ(本郷台)・研修室A 19時半~
(テーブル、机の移動があります)

したがって、2月29日のシステマ湘南ですが本郷台のあーすぷらざとなります。
問い合わせたところ、今のところ全館休館の予定はないようですが、
どうなるかは予断は許しません。

以上のような日程でクラスは開きますが、手洗い・うがいは忘れずに、
あくまでも個人の責任のうえで、ご参加ください。
なお、マスクをしたままでの参加もOKです。

変更になったら、またこちらのブログでもお知らせしますので、よろしくお願いします。

2020年1月31日金曜日

都内に「システマ・アカデミー」がオープンしました!

このブログでも何度か名前がご登場していただいている
インストラクターの蔵岡良宜さんが、2月から都内で、
新たなクラスを始めます。
その名も「システマ・アカデミー」です。

私のところのシステマ湘南もそうですが、
多くのシステマクラスが「システマ+地名、地域名」としているなかで、
蔵岡さんは地域にこだわらず、多くの人がシステマを学べる場所としての名前を
考えていたようで、「システマ・アカデミー」の名前は、
トロント本部ヴラディミア師が命名してくれたそうです。

もはや説明の必要はないと思うけれど、蔵岡さんはヴラディア師のところで、
道場で寝泊まりして、「内弟子生活」を送ってきた人です。
日本人でもっともヴラッドの信頼の厚いインストラクターでかつ、
その実力もヴラッドの折り紙付きのすごいインストラクター。

ヴラッドのシステマを知るならば、蔵岡さんに習うことが一番の近道でしょう。
システマ・ボストークの天田さんとも話すのですが、
「いちから蔵岡さんにシステマを教わった人がどんなになるのか楽しみですね」と。

さて、アカデミーというのは「大辞林」によれば、
①西洋諸国で、一国の知性の枠を集めて作った指導的団体。
アカデミー・フランセーズが有名。学士院。翰林院。
②大学・研究所など、学問・学芸の中心となる団体・機関の総称。

「システマ・アカデミー」も極東におかるシステマの中心的な団体として、
活動していくことになるのでしょう。

ちなみに、料金システムは場所は以下のようになっています。
正式なホームページはこれからで、
今のところは、「システマ・アカデミー」のブログが問い合わせ窓口になっています。
まだ料金と時間だけしか発表されていませんが、プライベートレッスンとか、
そのほかの情報も今後アップされていくことになるかと思います。
https://ameblo.jp/harimau-kanazawa/

【料金システム】
入会金 10,000円
月会費 12,000円
月4回コース 8,000円
------------------------
ビジター料金 2,500円

【クラススケジュール】
月曜日 20:00-21:30 高円寺CACCスネークピットジャパン
水曜日 20:00-21:30 中目黒ダンススタジオRoots
木曜日 20:00-21:30 高円寺CACCスネークピットジャパン

*2月の1ヶ月間のみ、中目黒のクラスの参加費は2000円

高円寺のスネークピッドジャパンの道場は、
高円寺駅から徒歩5,6分です。
スネークピッドは元UWFの宮戸優光氏が主催しているジムですが、
怖いことはありません。私みたいな腑抜けた人間も顔を出しています。
新宿界隈にお勤めの方にはすごく便利な場所になっています。
また中目黒のスタジオは、駅から徒歩3分。

私も随時参加させていただく予定でいますので、
システマ・アカデミーでまたお会いしましょう。

システマ湘南での蔵岡インストラクター特別クラス。前列左から二人目が蔵岡さん。
左端がシステマボストークの天田インストラクター。右端が私。


2020年1月28日火曜日

台湾セミナーの歩き方・その3「宿泊・飛行機」

前回は台湾セミナーの日程でした。
今回は宿泊施設と、行きかえりの便について。

【どこに泊まるか】
台北には宿泊施設がたくさんあります。
私のところにも「どこに泊まったらいいですか」と問い合わせがあります。
以下の地図をみてください。


右上の川の側にある赤い丸がシステマ台北の道場で、
いつもクラスが行われているところです。道路の橋げたの下にあります。
特別クラス①と、アクターズクラスが開かれます。

だいたいここから徒歩5分以内ぐらいのところで、例年はセミナーは行われます。
したがって、赤線で囲んだ中で、宿泊施設を取れば、間違いありません。

私は左はじで×を付けている場所に泊まる予定ですが、
ここからでも徒歩20分~25分ぐらいかと思います。
いずれにしても赤線枠内には、ホテルもたくさんあり、民泊もあります。
一昨年、システマジャパンのTさんは民泊に泊まっていました。

ちなみに私が泊まるのは昨年も泊まったカプセルホテルです。
https://www.kafnu.com/taipei/

宿泊者が使える広いリビングあり、コーヒー飲み放題で、気にいっています。
風呂はありません。シャワーのみです。
コインロッカーがないので、貴重品の管理に注意が必要かもしれません。
1泊3500円ほどで予約しました。
MRT(地下鉄)の中山国中駅から徒歩3分ぐらいでしょうか。

去年も泊まったカフヌ台北の宿泊者用のラウンジ↑

宿から会場までは徒歩でも行けますが、タクシーをつかっても便利です。
システマ台北から会場の住所がメールで届きますから、
それをメモに書いて、運転手に渡せば連れていってくれます。

タクシーは初乗り(1.25キロ)70台湾ドル(250円)。
赤線枠内であれば、70台湾ドルか高くても100台湾ドル(360円)ぐらいで済みます。
もっとも道が混んでいると、時間がかかってもう少し高くなることもありますが。
だから、少しぐらい遠くても会場までの足は心配する必要がありません。

【飛行機は何を使うか】
台北まで行き方はガイドブックを見れば、詳しく書いてあるので、
簡単に書きます。

さっきの地図を見ていただけるとわかるように、赤線の枠のすぐ上が松山空港です。
台湾には松山空港と、桃園空港があって、
それぞれ日本でいうところの羽田空港と成田空港に相当します。

もっとも便利なのが、羽田空港→松山空港です。
この便はJALとチャイナエアラインしかないので、やや割高になります。
往復で7万円以上はするのではないかと思います。

飛行機代を安く済ませるにはLCCを利用することになります。
ただし成田空港→桃園空港となります。
LCCだと往復で4万円から5万円代というところだと思います。
安い時期だと、3万円代でも行けます。

私がよく使うのは、行きが成田→桃園。帰りが桃園→羽田。
桃園→羽田はタイガーエアの深夜便で、0時過ぎに出て朝の4時過ぎに羽田に着きます。
この便だと、その日に会社に行けるので、私はもっぱらこの便をよく利用しています。

格安航空券を販売にしている会社によっても違うのですが、
往復同じ会社にした方が安いようですが、私は自分の都合に合わせて、
もっともクラスに参加するのに時間のいい便を選んで取っているので、
往復別々のことが多いです。
ちなみに行きはスクートで、帰りはタイガーエアです。

松山空港に到着した場合は、赤線内にホテルを取れば、
タクシーで500円以内で行けるでしょう。
桃園空港から市内へは、以前はバスしかありませんでした。
これだと渋滞時には2時間以上かかることもあっても不便だったのですが、
最近はMRTができて、すごく便利になりました。
空港から台北駅まで150台湾ドル(540円)、時間も快速で30分ほどです。
MRTは日本語の案内のホームページもあります。
https://www.tymetro.com.tw/tymetro-new/jp/

【とにかく安く行くなら台北ツアーの利用】
あとは台北のフリーツアーを利用することです。
この場合、飛行機の時間は自分では選べませんので、
とにかく21日と22日の本セミナーだけは参加することにします。
とすると、20日に日本を出て、23日に帰ってくることになります。

到着時間によっては20日の特別クラスには出れないし、
サラリーマンなら23日は有給休暇を取らないといけません。
HISで調べてみましたら、なんと、なんと……4日間で、
44800円で行けます!
すべて朝食付き。
これは私のLCCの往復よりも安い! しまった!という感じです。

ツアーの場合、ホテルも会場まで遠いなどのデメリットは予想されますが、
上記のように台北は(物価は日本並みにもかかわらず)タクシー代は安いし、
都内と同じぐらいにMRTが市内をめぐっているので、
少しぐらい遠くても、まったく問題ありません。

休みを1日多く取れるのであれば、絶対にツアーがおすすめです。

というわけで、なんとなく、これを読んだ皆さん、
台北セミナーに行く気になってきましたね。
そうしたら、以下のHPからすぐrに申し込みましょう。
セミナーの早割の締め切りはいよいよ来週です。
それに3月の3連休にぶつかっているので手配は早めに越したことはありません。
http://www.systemataipei.com/p/news.html

なお、上記の情報については、必ず自分でも確認してみてください。
万が一のトラブルの場合は自己責任でお願いします。

台北行きについて、ヨッシーに質問がある方は、
このブログの問い合わせ、もしくはシステマ湘南からの問い合わせでも、
ご返事しますので、遠慮なくどうぞ。
システマ湘南HP
https://systemashonan.jimdo.com/
ちなみに、私はシステマ台北から一銭も宣伝費はもらっていませんよ!





2020年1月27日月曜日

台湾セミナーの歩き方・その2「日程・参加費」

さて、前回に引き続き、「台湾セミナーの歩き方」その2です。
本セミナーは3月21日と22日の2日間ですが、
その他に特別クラスがあります。

詳しくは台湾のホームページを見ればわかるのですが、
早とちりして日程を間違える人もいるかもしれないので、
詳しく説明します。
全日程は以下のようになっています。

3月19日(木) 特別クラス① 19時半~21時(1500台湾ドル)
3月20日(金) アクターズクラス 14時~17時(3150台湾ドル)
        特別クラス② 19時半~21時(1500台湾ドル)
3月21日(土) 本セミナー 10時~17時半(休憩1時間あり)
        夜:懇親会あり
3月22日(日) 本セミナー 10時~17時半(休憩1時間あり)
       (本セミナーは2日間で7875台湾ドル。
        上記はいずれも2月7日までの早割値段)
        ちなみに昨年の2日目は途中に休憩なし。
        ぶっつづけの6時間でした。

日本は3月20日から連休になりますが、
もしザイコフスキークラスを満喫しようと思ったら、
19日の夜からの特別クラスに参加することがおすすめです。

場所は本セミナーの案内は2月になってから来るようですが、
特別クラス①とアクターズクラスはシステマ台北がいつもクラスを
行っている会場で、特別クラス②は区民センターみたいないところです。
いずれも徒歩数分以内で同じ地域です。

ちなみに1台湾ドルは現時点で3.6円ぐらいですから、
日本円に直すと参加費は以下のようになります。
特別クラス=5400円
アクターズクラス=11340円
本セミナー2日間=28350円

ちょっと聞きなれないアクターズクラスについて説明します。
このクラスは、台湾の個性派俳優として有名なホァン(黄)さんが主催しています。
日本のミカエルやブラッドのセミナーにも参加しているので、
「おお、あの人か!」と思い当たる人も多いかと思います。

写真はモスクワのセミナーでブラッドに指導を受ける黄さん

「台湾 個性派 俳優」で検索すると、結構出てきますよ。

私も懇親会で少し話したことがあるのですが、
俳優、特に舞台で活躍するには、緊張を抜かないといけないので、
「システマのワークは俳優の人生とってとても役立つ」と言ってました。

というわけで、彼が中心になって、仲間の俳優を集めて開くクラスです。
私も過去に、俳優の体の動かし方に興味があって、
日本で何度か俳優のワークショップを受けたことがあります。
緊張を取るという意味では、システマに通じるところがあると思っていました。
というか、最初にシステマのクラスを受けた時に、
「これって俳優のワークショップじゃないか!」と思ったぐらいでしたから。

去年は「呼吸と歩くこと」をやったそうです。
今年も行うということは、昨年かなり好評だったのではないでしょうか。

今年は参加したいのですが、
20日の14時のクラスに参加するには、19日から行っているか、
さもなければ20日の朝一番の便で飛ばないといけません。
19日に会社を休むのは無理だし、20日の朝一番もきついので、
(空港の近くに宿を取らないと間に合わない)
私は20日の夕方の特別クラスから参加します。

というわけで、いろいろと面白いクラスがあるので、
自分のスケジュールと相談しながら、
台湾行きの日程を決めてくださいね。


2020年1月24日金曜日

台湾セミナーの歩き方・その1「ザイコフスキーの魅力」

以前は毎週更新しようとしていたのに、今では月数回。
なんと2か月ぶりの更新になってしまいました。

遅くなりましたが、今年もよろしくお願い申し上げます。

私のブログを情報収集として読んでいる人もいるらしいので、
今日は、台湾のザイコフスキーセミナーの紹介をします。

私の誘いで台湾行を決めた人もいるし、
私に問い合わせしてくる人もいるので、
ちょっと詳しく説明しようかと思った次第です。

システマ台北の主催者は江さんと言います。
アメリカや日本に留学していて、英語と日本語はペラペラ。
ちなみに京都大学大学院卒の超エリートで、
奥さんはサンドラさん(中国名はわからない)。
家にはマジンガーZやドラえもんのフィギュアがあって……、
こんなことを書いているとキリがないので、本題に入ります。

まずは、今回のセミナーのゲストのザイコフスキー。
ザイコフスキーを初心者向けに説明しますと、
ヴラディミア・ザイコフスキーといって、
日本ではトロントのヴラッドと区別するために「ザイコ」と呼ばれています。
いわずとしれた、いまやミカエルの右腕。
日本の武道でいうと、師範代みたいな人です。

「インターナルワーク」(内面や感覚を重視するワーク)といえば、
その第一人者がザイコフスキーという感じでしたが、
もはや「インターナルワーク」という言葉では表現しきれない感じです。
ミカエルのシステマの神髄を伝えてくれるインストラクターという感じです。

日本には2010年ぐらいから来ているのかな。
どんどんワークが難しくなってきて、「何をやっているのかわからない」から
ザイコのセミナーは参加しないという人も一時は多かった。

「まったくわからない」というのは、聞いても見ても答えが当を得ない。
何をとっかかりにしてやったらいいのかも、
わからないということです。

でも、ザイコフスキーのワークのすごいところは「まったくわからないワーク」が
何度も試行錯誤して続けていたり、他のワークをやったりしているうちに、
何年か経って、「あっ、そうかザイコがやっていたことはこういうことなのか」と
発見の喜びがあることです。

その「まったくわからなさ」加減も、日本ではまだ説明している方なのです。
このブログに何度も書いているように、モスクワ本部に行くと、もっと説明しない。
説明を求めると、「じゃあ、かかってきて。やってみせるから」と言われて、
ボコボコにされて終わります。体で知れ!という感じです。

だから、モスクワ本部の師範代みたいな人なのに、
モスクワ本部の生徒からの人気は、いまひとつどころか、いまさんぐらい。
いつもクラスはガラガラです。

しかし、体で知れ!という教えや、
禅問答みたいな何を言わんとしているのか謎かけみたいな応答が、
日本人やアジア人には、しっくりくるのか、アジアでの人気のすごい。

これまで毎年2月か3月に来てくれていましたが、
今年は2月にミカエルの息子さんダニール・リャブコが来日するため、
日本でのセミナーはなくなってしまいました。
(今年はオリンピックがあるため毎年7月に来日していたダニールのセミナーが
くりあがってしまいました)

というわけで、今年、ザイコフスキーに習おうと思ったら、
台湾に行くしかない。
台湾の本セミナーは3月21日~22日の2日間です。
早割は2月7日までですので、お早目に。
お申し込みは以下のホームページから。
http://www.systemataipei.com/p/news.html
申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScDoZZjejVidRFwT3cweeKQPY1hZVga5M_RmJe9jo4sfVAM1Q/viewform

なお、本セミナーの他に、
特別クラスもあって、3月19日から始まります。
それらも含めて、詳しいことや、
どの辺に宿を取ったらいいのかなど、
「システマ台北の歩き方」については、
次週から書いていきます。

↑昨年の台北セミナーで、ザイコフスキーと一緒に。

2019年11月8日金曜日

国際セミナーでは何をやったのか・その4

前回、書いた時から一カ月が経ってしまいました。

間が抜けてしまいましたが、「つづき」です。
今回は具体的なワークについて書いてみます。

結局、今回の国際セミナーでは「祈り」というテーマでしたが、
ミカエルが主にやったワークは2つ。

1・何十回と4大ワークを「祈り」と呼吸を合わせながら行うものというもの。

2・2人1組となって、パートナーが関節技をかけてきます。
痛みが走りますから、それを呼吸(バーストブリージング)で散らします。
ここまでは今までも普通のワークでやっていますから、経験者も多いでしょう。

しかし、ミカエルは「その痛みの背景にある〝恐怖〟といったものは、
呼吸だけは取り除かれない」と言います。

「恐怖」や「恐れ」「恨み」といったものは、その人の生い立ちやトラウマや家族関係
からも生まれていて、それを本当に取り除くには「祈り」が必要だというのです。
ですから、ワークとしては「パートナーに関節技をかけてもらって、呼吸で痛みを
散らす。しかし、それでも感じる痛みは呼吸しながら〝祈り〟によって癒す」という
ことになります。

練習するパートナーがいるならば(2)を、
1人で練習するならば(1)を推薦していました。

モスクワからの帰国後、システマ湘南でよく行っていたワークは「歩きのワーク」です。
「1歩で吸って、1歩で吐く」から始まって、「2歩で吸って、2歩で吐く」と
歩数をあげていって、最終的には「15歩で吸って、15歩で吐く」という例のアレです。

これを祈りに合わせていく。
「ゴスパジィ・パミールィ」と祈るならば、
「ゴスパジィ」で吸いながら1歩、「パミールィ」と吐きながら1歩……
「ゴスパジィ」と吸いながら2歩、「パミールィ」と吐きながら2歩……
歩数を上げてきます。当然、2歩、3歩、4歩と歩数が上がっていくにつれて、
「ゴースーパージーィ」と祈りもゆっくりと、唱え方が伸びていくわけですが、
途中で何歩目だからわからなくなります。
だから、ミカエルは指で「歩数を数えてもいい」と言っていました。

祈りながら、呼吸をしながら、歩いて行くと、他のことは何も考えられなくなります。
要するに、頭が空っぽの状態に近くになっていくのがわかると思います。

システマのいうところの「何も考えるな」を感じるには、
いいワークだと思っています。

「祈り」の声聞は何でもいいようなので、よかったら試してみてください。

「オカルトチック」で、このようなワークを嫌う人もいるでしょう。
ミカエルもそれはよく分かっているようでした。

「私が変なことを言っていると思う人もいるでしょう。
しかし、これは私が体験から得た間違いなく効果のある方法です。
私はそれをあなたがたに教えただけです。
やるかやらないかは、あなたたちの自由です」
と言っていました。

とりあえず、国際セミナーのワークの話はこれで「おわり」ます。

ミカエル、ヴラッド、とても楽しい国際セミナーありがとうございました。
湘南のメンバーのみんなと記念撮影。





2019年10月4日金曜日

国際セミナーでは何をやったのか・その3

今回の国際セミナーでは「祈りと呼吸を合わせろ」というのが肝でした。
こういうと、システマを知らない人は、
「やっぱり、システマはトンデモ武術だったぁぁぁ!」と思う人も多いでしょうし、
それを非常に懸念するのですが、
システマがロシア正教を影響を非常に受けているので、
自分はさほどには驚いていません。

もう5年ぐらい前になると思います。
ミカエルが来日セミナーをした時に、システマ湘南の当時常連だったCさんが、
懇親会でミカエルに質問しました。
「システマの呼吸は、ロシア正教の祈りの呼吸と一緒なんじゃないんですか?」
そしたら、ミカエルは
「それが知りたければ、明日の昼休みに来てくれ、説明するから」と。
Cさんは横浜の日本正教会で改宗した正教徒でした。

次の日の昼休み、
ミカエルはCさんにロシア正教の祈りの呼吸とシステマの関係を説明してくれて、
自分が持っていたコンボスキニオン(チョトキともいう)をCさんにあげました。
(いつもミカエルがセミナーの時に手首に巻いている数珠のようなものです)

この時、Cさんがミカエルに尋ねたのがまさに「イイススの祈り」でした。
私はCさんに「ロシア正教の呼吸法について詳しいですね」と聞いたら、
「この本が参考になりますよ」と教えてくれたのが「無名の巡礼者」という本でした。

いま、Amazonで見ると1万円以上はするのですが、当時は3000円ぐらいで買えました。
短い祈りを繰り返していくという、今回のセミナーでミカエルが提示した同じ方法が
書かれています。とはいうものの、いまだ私の本棚で眠ったままです(笑)。

正教で行われているイイススの祈りがどのようなものであるのか、
セミナー2日目の終わりに、修道女の方が来て説明したのですが、
ロシア語と英語でまったくわかりませんでした。
日本に帰ってきて、調べたら、名古屋の正教会で説明されていたことが当てはまります。
呼吸に関する部分だけ抜粋します。

〈祈りのリズムと呼吸を合わせることです。全体としては、霊的な指導者なしにこのテクニックを用いることはお勧めしません。しかし、一番シンプルなテクニック、前半で息を吸い、後半で息を吐くことならできるでしょう。「主イイススハリストス神の子よ」で息を吸い、「我罪人を憐れみ給へ」で息を吐きます。これ以上複雑な方法はエキスパートの指導者のもとで個人的な霊的指導を受けながら行ってください。イイススの祈りを呼吸に合わせるのは、体を祈りにとりこむ目的があります。祈りを私の呼吸と同じように、規則的で自然で、本能的な要素にするためです。私が「祈る」のではなく、私が祈りになるのです。もはや私ではなく、私の内にあるハリストスです。これがイイススの祈りの目的です。私の祈りはイイススの祈りと一体になります。〉

ここでは正式な祈りのセリフをもとに説明されていますが、「主よ」で息を吸い、「憐れめよ」で息を吐くというのは、当然ながらミカエルの説明とまったく一致します。

詳しく知りたい方は、以下のページにアクセスしてみてください。(つづく)
nagoya-orthodox.com/ja/正教の霊性は人格をどうとらえるか_イイススの祈りの実践.htmlあr