2017年4月21日金曜日

6月までのスケジュール

この「システマ湘南ブログ」はパソコンで見るよりも、
スマホで見る人のほうが多いようですね。

パソコンのバージョンでは右側にスケジュール表を出しているのですが、
スマホでは見られないようなので、スケジュールについても、
月に1回、ブログに上げておくことにしました。

いずれも土曜日で、時間は15時~17 時となります。
4月22日、見田記念体育館・多目的室
4月29日、見田記念体育館・体育室
5月13日、鎌倉武道館・柔道場
5月20日、鎌倉武道館・柔道場
6月3日、見田記念体育館・多目的室
6月10日、鎌倉武道館・柔道場
6月17日、大船体育館・格技室
6月24日、鎌倉武道館・柔道場

5月6日はGW中なのでお休み(GW中でも4月29日はやります)
5月27日はダニール・リャブコセミナーが開催されるのでお休みします。

使用施設は、
鎌倉武道館(JR大船駅より徒歩15分)
大船体育館(JR大船駅より徒歩13分)
鎌倉体育館(JR鎌倉駅より徒歩10分)
見田記念体育館(JR鎌倉駅より徒歩12分)
〈施設名をクリックすれば詳細が出ます〉

施設利用料:団体利用で使用しているので、利用料は運営側で払っていますので、
参加費に含まれています。
参加費その他については下記にお問い合わせください。
funyta333☆gmail.com(☆を@に変えて送信してください)にご連絡ください。

2017年4月20日木曜日

インターナルフォームって何?

4月の15日~16日とシステマ台北でザイコフスキー師のセミナーがありました。
日本からも今回は6名が参加しています。
台北のセミナーにこれだけ日本人が参加するのは初めてのことではないでしょうか。

私は参加していないのですが、
同セミナーに参加したシステマ吉祥寺のヨシさんのシェアを19日、早速受けてました。
台北では初日は普通のインターナル、2日目がインターナルフォームだったようです。
ヨシさんはより深くインターナルフォームの理解が進んでいたように思います。
私も時間が許せば、行きたかったものだと思いました。

このブログでもインターナルフォームという言葉が何回か登場しています。
システマ熊本のMさんからもフェイスブックで「インターナルフォームとは何なのか」
という質問をもらったものですから、簡単に説明したいと思います。

「インターナルフォーム」は東京セミナーの時に初めて出た言葉です。
ザイコフスキー師は「言葉にこだわるな」とか「イメージを使うな」と言うので、
具体的なワークを紹介して、お考えいただきたいと思います。

こんな感じのワークをします。
歩く→スピードあげる→走る→スピードダウン→止まる→歩く……
といったワークを、体ではなくて、まずインターナルフォームを体から出して、
それに体が乗っていくように動いていく。
体から動くと、スピードを上げていく時にギアを入れるようなギクシャク感が
出ますが、インターナルフォームで動くとスムーズに動けます。

インターナルフォームが体から出て、それがスピードアップしていく中で、
フィジカルがその流れの中に入っていく感じ。
では、そのインターナルフォームとは何かとなると、
意識と捉える人もいるし、念と捉える人もいるし、気と捉える人、
はたまたオーラと解釈する人もいますし、
自分という存在から肉体を引いたものだと解釈する人もいます。

いずれにしても体から動くのではないということです。
ローリングのワークでもこのようなワークをします。
立った状態からゆっくりしゃがんで、ローリングで立ち上がる。
これもインターナルフォームを出して、それに乗っていくように動いていく。
インターナルフォームに乗り切れれば、動きがスムーズにいきます。
途中でインターナルフォームが止まる、
もしくは動きがインターナルフォームを追い越したりすると、動きが滞ります。

こんな感じのワークをいろいろと行います。
まずは一人での動作、次は対人での動作。
まずは自分のインターナルフォームだけ意識して対処。
そして、次は相手のインターナルフォームも意識して対処する。

自分のインターナルフォームのに乗って動き、
相手のインターナルフォームに働きかけるように動いていく。
相手のインターナルフォームに働きかけると、副次的な影響として、
相手のフィジカルに作用するというものです。

ザイコフスキー師が提示したワークの説明だけをまとめて活字にすると、
こんな感じになります。

やっぱりなかなか分かりづらいですよね。
ご興味ある方はお近くのシステマのクラスで是非体験してみてください。
システマ吉祥寺のヨシさんやシステマ埼京などが熱心にやっています。

あとはいかにワークをこなかしていくかなのですが、
吉祥寺のヨシさんから、台北で行ったインターナルフォームのワークも教わったので、
(ヨシさんには感謝を申し上げます)
近くシステマ湘南でも披露したいと思います。

次回のシステマ湘南は、
4月22日(土)、見田記念体育館・多目的室(鎌倉)15時~17時
4月29日(土)。見田記念体育館・体育室(鎌倉)15時~17時

2017年4月14日金曜日

「秘伝」にクオンセミナーの記事を書きました

3月上旬に大阪のセルゲイ&ザイコフスキーセミナーがあり、
翌週には、東京でのザイコフスキーセミナー。
早いもので、あれからもう1カ月とは……。

特に東京でのザイコフスキーセミナーでは、
インターナルフォームという概念が初上陸して、
システマ界の話題を席巻しました。

システマ湘南ではようやくセルゲイセミナーの復習が終わりましたので、
今週(4月15日)からインターナルフォーム中心に
ワークをやっていこうと思っています。
試行錯誤が続くと思いますので、よろしくお願いします。

4月15日のシステマ湘南は大船体育館の格技室で、
13時よりととなります。
いつもよりも時間が早いのでご注意ください。

4月14日発売の「秘伝」5月号で、1月に開催された
システマ湘南主宰者・ヨッシーとして、
クオン・リーセミナーのレポートを書きました。

システマの楽しさと、セミナーに出なかった人には、
今度クオンが来たら「参加したい」と思ってもらえるように
意識して書いたつもりです。

メインは頭でのストライク(要するに頭突き)のワークです。
これまでやったことのない人は、こんなワークもあったのかと
目からウロコかもしれません。

よろしければご笑覧ください。


2017年4月2日日曜日

説明の言葉にこだわるな?

早いもので、もう今年も4月です。
鎌倉武道館の玄関先の桜がほころびはじめていて、
今年もいよいよ桜の時期だなとしみじみ。

システマ湘南では、大阪で3月に行われたセルゲイ&ザイコフスキーセミナーの
シェアを今していますが、インターナルファームの復習も忘れてはいません。

インターナルフォーム、リードしている自分でもまだよく分からないけれど、
やっていると面白いです。

さて、ザイコフスキーは「言葉に捉われるな」とも言っていましたが、
自分には、非常に難しいことだと思います。
もう子どもの頃から、考えすぎて言葉に捉われまくる性格でしたから。

だいたい、僕らの子どもの頃は、遊びと言えば野球でした。
三角ベースから、バットと軟式球を使ったものまで様々。
バッティングで、ボールが打てないと、
仲間や指導する大人たちから言われるのが、
「上から叩け!」

もう、この言葉の意味が全く分かりませんでした。
どうして上から叩いたボールが前に飛ぶのか!
今でもよく意味が分からないのですが、
野球が出来る子というのは、その通りやって、出来てしまう。
それで「そういうものだ」と思っている。

僕は、言っている意味が分からないから体が動かないのです!
最近になって、プロ野球選手からも「上から叩けという指導はおかしい」と
声が聞こえるようになりましたが、そりゃそうだろうなと思います。

もう一つ。
中学生の時からスキーをやっていたのですが、
中2の頃に、斜滑降を習って、止まる時に「ひねり押し出し」と習ったのです。
これは出来るようになってみれば、確かに「ひねり押し出し」なのですが、
そんな動作はやったことがないので、なかなか分からない。

足首をひねるのか、膝をひねるのか、ひねってから何を押し出すのか、
ひねりながら押し出すのか、随分と悩みました。
何かの拍子に一回出来て、
「なるほど、これが〝ひねる押し出し〟か」と分かりました。

だから、言葉に捉われると、かえって上達が阻害されるということは、
経験からもわかっているのですが、上にも書いてきたように、
子どもの頃から「言葉にこだわる」性格ですから、もう治らないでしょうね(笑)。

人それぞれの感覚、ましてや体の感覚はまったく違うものだから、
言葉で説明すると誤解が生じるかもしれないと分かったうえで、
これからも適当な言葉で説明してしていくと思います。

だから、インターナルフォームについても、
私の言っていることにこだわらないください。
思いついたら、どんどん違うことを言うかもしれないので。

ザイコフスキーが
「僕は嘘つきです」という
意味が最近、なんとなく分かるようになりました(笑)。