2016年6月27日月曜日

ビーチシステマを行います

昨年に引き続き、好評だったビーチシステマを、
7月2日、江ノ島にて行います。

初めてシステマを体験する人も興味があれば参加してみてください。
事前にお問い合わせいただけるとありがたいです。

【集合】7月2日・13時半/小田急線江ノ島駅の改札口に集合
当日のお天気の具合によって、よほど雨が強い場合は中止します。
その場合は11時ぐらいまでにメールで通知、フェイスブックでも告知します。

【場所】片瀬東浜海水浴場のもっとも江ノ島寄りの浜
*遅れた人は直接現地に来てくださっても結構です。
江ノ島大橋を江ノ島に向かって歩き、橋の下を見ていると見つかると思います。

【練習時間】14時~16時
終了後、近くにてシャワーを浴びて着替えます。
シャワー代は1人220円となります。
そこから再び江ノ島駅に移動して、17時に改札口で解散予定。

【持ち物】、
水着
ラッシュガードやTシャツ(水着の上に着るもの。水着のままではやりません)
短パン(必要な人は)
サンダルなど砂浜で履く履物(なくてもいい、裸足でOK)
タオル、手ぬぐいなど濡れた体をふく物
日焼け止め
飲み水
ゴーグル(必要な人は)
220円(シャワー代、小銭を用意しておきましょう)
サンダルや飲み水(ペットボトル)、日焼け止めは現地でも買えます。

海でのシステマは、水中など呼吸ができないシチュエーションでも
リラックスすることを学びます。
自然の中でシステマを練習するのは、体育館とはまた違った楽しみがあります。
誰でも参加できます。参加費等は問い合わせください。

2016年6月23日木曜日

システマ軍隊格闘術なのに習得に時間がかかる?

先日、システマ銀座のクラスに参加しました。
インストラクターのAさんによる、
ルーマニア軍のナイフ格闘術のシェアクラスでした。

ナイフの刺し方、どこが急所かなどを教えてもらいました。
考えてみれば、システマではナイフの持ち方など具体的なことは教えません。

そこで最後に質問がありました。
「他の軍隊格闘技では、今日のルーマニア軍のナイフ術でも、
イスラエルのクラブマガでも具体的なことを教えます。
システマは軍隊格闘技なのに、それを使いこなすまでに時間がかかると言われている。
特に徴兵制ならば2年ぐらいのうちに使いこなさないといけない。
それで、本当に軍隊で役に立っているのでしょうか」

それに対する答えは、
1・実際に軍隊で教えているシステマはもっと違う可能性もある。
(普及しているのは、あくまでも民間に普及させるためのシステマだから)
2・そもそもロシア特殊部隊で教えられているもので、隊員たちはもともと他の
格闘技をやっているような人たちが多い。

質問者はその答えを聞いて、
「だったら、システマを上手くなるために他の格闘技もやったほうがいいのか」
という質問になって、その答えについては時間がなくなってしまいました。

私の考えで言えば、システマはロシア軍格闘術という側面はあるものの、
その第一義的な重要性は生存率を伸ばすことにあると考えています。

同じ格闘術を持っていても、戦場でパニックなり、緊張してしまえば、
戦闘能力を十分に生かすことは出来ません。
システマのリラックス、呼吸、姿勢、動き続けることの四大原則が、
パニックにならなずに、自分の能力を生かすことにつながるのだと思っています。

新兵でも同じだと思います。リラックスさえできていれば、
危機的状況を乗り越える可能性がアップするのではないかと思います。
一番いけないのは、パニックに陥って、今ある自分の能力を生かせないことでしょう。

だから、私はシステマはアプリではなくて、OSだと思っています。
そのOSによって、自分のアプリがよりよい環境で動くことが出来るのです。

システマを学んでもすぐ強くなれるわけではないと思います。
でも、今ある自分が今あるそのままで、潜在能力を引き出すことが出来る。

今の多くの日本人は自分の足りないところにばかり目を向けて、
常に能力を付けたそうとしています。
そうではなくて、今あるままの自分でも何とかなることに気づかせてくれる。
システマの魅力のひとつはそこで、
だからこそ「自分が好き」になれる格闘術だと思っています。

2016年6月17日金曜日

6月18日自主練習とします。リードって、やっぱり難しい

これまでメールで問い合わせがあったりしてメーリングリストのメンバーに
なっている方やフェイスブックの「システマ湘南研究会」に登録されている方には、
お伝えしていますが、このブログで日程を確認している方もいらっしゃると思います。
次回(6月18日)についてお知らせしておきます。

6月18日は自主練習会となります。
私が家族の病気のため病院に付き添わなければいけなくなりました。
そのため、リードするインストラクターが不在になります。
ご迷惑をおかけしますが、参加された方で、ご自由に会場を使用してください。

さて、先の日曜日(12日)に、介護関係者の方に依頼されて、
初めてグループレッスンを行いました。

システマ湘南にもシステマ東京にも介護関係者がいて、
そうした方々はみなさん「介護の仕事に役立つ」と言ってくれています。

しかし、どこのシステマのクラスでも「特別に介護に役立つシステマ」を
やっているわけでもなく、
普通にシステマのドリルをやっていると、
当事者の人が「これってシステマに役立つかも」と思ってくださるのです。

今回のグル―プレッスンも、私ができるのは普通のシステマのリードでしかありません。
介護をするにしても何をやるにしても、システマの呼吸とリラックスは役立つので、
それをメインに構成したクラスとしました。

主宰していただいたのはシステマ経験者で、介護施設に勤務の方。
システマの良さを、是非、回りの人にも体験してもらいたくても、
グループレッスンの会を開いてくださったようです。

当日、参加された方々は主宰者含めて5名の方たち。
「介護に役立つから」と言われてきた(騙されてきた?)人がほとんどで、
なかには「介護の勉強会だと思ってきました」という人もいました。

つまり、システマそのものに興味を持っている人たちを相手にしたリードでは
なかったので、あとでいろいろと反省することしきりです。
もっとこうすればよかった、ああすればよかったと思って、勉強になりました。

システマでは最後にサークルアップといって、
その日の感想をお互いにシェアするのですが、
その時にある女性から「今日はできなくて、すみませんでした」と言われた時に、
自分のリードのいたらなさを痛感しました。
「ぜんぜん、あやまる必要はないですから」と言ったのですが、
「すみません」という気持ちにさせてしまったら、
インストラクターとして失格だなと思った次第です。

システマには型もなければ試合もありません。
できる、できないではなく、自分の知ることが大事です。
自分の体はこんなふうに使えるんだ、体にはこんな可能性が残されているんだと、
できるだけ楽しんでもらえたらいいなと思ってリードしたのですが、
「すまない」気持ちにさせてしまいました。
改めてリードの難しさを実感した一日でした。


2016年6月8日水曜日

71回目終了。ブラッドセミナーの復習でした

71回目のシステマ湘南、終了しました。
参加者は12名でした。参加してくださった方、ありがとうございました。

昨年行なわれた、トロントのマスター、ブラッド・セミナーの復習の2回目です。
去年も全部で4回やったのですが、今回はDVDもあるので、
もう少し丁寧にやろうと思います。

去年のセミナーは本当に盛り沢山で、DVDも3時間ぐらいあるのですが、
実はそれでもカットされているワークがあったりします。
メモを参考に、カットされたワークなども取り入れながら復習しています。

更衣室で「DVD、最初最後まで見ることできますか?」と常連の参加者から聞かれました。
途中で飽きてしまうそうです。
もともとDVDの視聴者用に作られたものではなくて、
セミナーをDVD向けに再編集しているものは、確かに見ていて冗漫な感じがあります。
ですから、私は1.2倍から1.3倍速で見ています(笑)。

やっぱりセミナーは出席してナンボといった感じがあります。

さて、本当に不思議に思うのですが、
去年復習してから同じワークはやっていないのに、
上手くなっていたりする人がいます。
たぶん他のワークをやっているうちに、
自然とシステマ的な身体使いが身についてきたのでしょうか?

だとしたら、インストラクターしている身としても大変うれしいことです。
自分自身も多少の進歩は感じられるかな?

今年も11月にブラッド・セミナーが開かれますが、
今から楽しみです。