2018年6月4日月曜日

8月末までのスケジュール

今年上半期最大のイベント、ミカエル&ダニールの東京と大阪セミナーが終了しました。

これからどーっと疲れが出るかも……といった感じもあります(笑)。

ところで8月末までのスケジュールが決まりました。
7月7日にはビーチシステマも予定しています。

今年から月1回ですが平日水曜日の夜も行なっています。
土曜日に参加できない方、御都合がつけばいらしてください。

以下は注意書きがない限り、土曜日の15時~17時です。

6月9日 鎌倉武道館・剣道場(13時~15時)
6月13日 鎌倉体育館・格技室(水曜日・19時半~21時)
6月16日 鎌倉武道館・柔道場
6月23日 鎌倉武道館・柔道場
6月30日 鎌倉武道館・柔道場
7月7日 ビーチシステマ・江ノ島(13時〜16時)
7月11日 鎌倉体育館・格技室(19時半〜21時)
7月14日 ダニールセミナーのためお休み
7月21日 見田記念体育館・多目的室
7月28日 鎌倉武道館・柔道室
8月4日 鎌倉武道館・柔道場
8月11日 鎌倉武道館・柔道場
8月15日 鎌倉体育館・格技室(19時半~21時)
8月18日 鎌倉武道館・柔道場
8月25日 鎌倉武道館・柔道場

使用施設:
鎌倉武道館(JR大船駅より徒歩15分)
大船体育館(JR大船駅より徒歩13分)
鎌倉体育館(JR鎌倉駅より徒歩10分)
見田体育室(JR鎌倉駅より徒歩12分)


2018年6月1日金曜日

ミカエル&ダニイル東京セミナーの感想

5月26日と27日のミカエル&ダニセルの終日セミナー、
およびの翌28日の特別セミナーに参加してきました。

今回のテーマは「自然な動きとは何か!」。
そして「自分と相手の動きをコントロールすること」でした。

具体的なワークとしては、自分と相手の動きをテンションを使って、
コントロールするという練習でした。

3日間で、大事だと思ったワークは下の3つでしょうか?
1・相手にテンションを与えて、コントロールする(テイクダウンまで)。
  自分のテンションと相手のテンションをコントロール、よく観察していく。
2・相手にテンションのコントロールして相手を崩す(テイクダウン)。
  相手はそのテンションをリリースして居心地のいいポジションを確保しようとする。
  (テイクダウンの体勢から、テンションを入れないようして立ちあがろうとする)
  自分は相手にテンションを与え続け、常に相手を居心地の悪い状態にしようとする。
3・相手からテンションを与えられ、テンションを受けたところ(自分が崩れたところ)
  から、相手にテンションを返す。

以上のようなワークを通して、相手にどうすればテンションが伝われるか、
相手からどのようにテンションが伝わるか、
そして、その際、自分のテンションがどうなっているのかを観察しつつ、
忍耐強くコントロールしていきます。

相手にテンションを与えていくミカエル↑

初級者であれば、とにかく力で相手に痛みとテンションを与えて、どう崩れるかを
観察してみるのもいいのでしょう。
システマを長らくやっている人の場合、相手にテンションを与える側であれば、
自分のテンションを観察して、自分にはテンションが生まれないようにしつつ、
どうすれば相手のテンションをコントロールするかを学ぶのもいいでしょう。

また、最近、モスクワのインストクラターのザイコフスキーが伝えてくれたワークを
取り入れるのであれば、相手にテンションを入れる際に、
「中から動く」ようにすること。
自分の中から動いて、相手の中に伝えていくようにすることも意識できるでしょう。

とにかくその人のレベルに合わせて、楽しむことができる素晴らしいドリルだと
思いました。

そして、最後にまとめして、ダニールが説明したのは、
相手をテイクダウンする時に、
1・リラックスを使うもの(テンションを使わない)
2・テンションを使うもの
3・テンションを受け入れて、そのテンションを返すこと
4・テンションを受け入れずに、テンションを返すこと
の4つがあると説明してくれました。

今回のセミナーでは、主に2~4を練習した感じです。
テンションを使うというのは、分かりやすいのは関節技などですが、
多くの格闘技や武道では、この2が中心になっているということでした。
システマでは、他に3つあるのが特徴だとダニールは言っていました。

濃密なセミナーですから、短い文章では言い表せないし、
上記の解釈もあくまでも私の解釈でしかないのですが、
セミナーに参加されなかった人に、参考までと思い、
「覚書き」を記してみました。


最後に、セミナーに参加した皆さん、お疲れ様でした。
一緒に組んでいただいた皆さん、ありがとうございました。
左から3人目は総合格闘技で有名な菊野克紀選手です。
取材でセミナーに参加していたので、一緒に写ってもらいました。