2014年3月12日水曜日

ストライクとボディブロー

11日は、東京で台湾のおみやげクラスをやってきました。

先週の土曜日にシステマ湘南で練習したストライクの打ち方を
じっくりとやってきました。

台湾でアスランから教わったドリルですが、
拳をボディに当てて、相手のテンションを感じるところまで、
拳をボディに押し当てていきます。
テンションを感じたところで、プッシュ。
これに慣れてきたら、上記の一動作でストライク。

やっていない方は分かりにくいと思いますが、
簡単に言うと上記のようになります。

先週のシステマ湘南では気づかなかったのですが、
その後、調べていたら、ボクシングのボディブローの
打ち方も参考になるかもしれないと思いました。

ボクシングの世界王者・内藤大介を育てた
トレーナーに野木丈司さんという方がいます。
この方が書いた『もっとも新しいボクシングの教科書』の
P30に、「ボディブローを効かせる」という項目があります。
引用してみますと、

[普段から腹筋を鍛えて、腹筋の収縮運動でパンチを
はじき返すことがボディブローのディフェンスとして重要な
ファクターになる。筋肉は固いものがぶつかると収縮運動が
早くなる特徴がある。そこでボディブローを打つ時は、
(1)あえて拳を握らずに柔らかい状態にして、
(2)パンチが当たってから
(3)拳を握りこむようにする。
こうすることで腹筋の収縮運動がワンテンポ遅れて、
ボディを効かせることが出来る。]

練習したストライクは、このボディブローと同じように、
握り込むタイミングを遅らせることで、体の内部に響かせる効果がある
のではないかと思った次第です。
(もっとも野木氏は独自の論理を持っている方なので、
ボディブローをこのように解説している類書は他にないと思われます)

やっていない方は何のことか分からないかもしれません。
先週一緒に練習された方は、意味が分かってくださるのではないかと思って、
シェアしたくて参考までに書きました。




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