2016年6月17日金曜日

6月18日自主練習とします。リードって、やっぱり難しい

これまでメールで問い合わせがあったりしてメーリングリストのメンバーに
なっている方やフェイスブックの「システマ湘南研究会」に登録されている方には、
お伝えしていますが、このブログで日程を確認している方もいらっしゃると思います。
次回(6月18日)についてお知らせしておきます。

6月18日は自主練習会となります。
私が家族の病気のため病院に付き添わなければいけなくなりました。
そのため、リードするインストラクターが不在になります。
ご迷惑をおかけしますが、参加された方で、ご自由に会場を使用してください。

さて、先の日曜日(12日)に、介護関係者の方に依頼されて、
初めてグループレッスンを行いました。

システマ湘南にもシステマ東京にも介護関係者がいて、
そうした方々はみなさん「介護の仕事に役立つ」と言ってくれています。

しかし、どこのシステマのクラスでも「特別に介護に役立つシステマ」を
やっているわけでもなく、
普通にシステマのドリルをやっていると、
当事者の人が「これってシステマに役立つかも」と思ってくださるのです。

今回のグル―プレッスンも、私ができるのは普通のシステマのリードでしかありません。
介護をするにしても何をやるにしても、システマの呼吸とリラックスは役立つので、
それをメインに構成したクラスとしました。

主宰していただいたのはシステマ経験者で、介護施設に勤務の方。
システマの良さを、是非、回りの人にも体験してもらいたくても、
グループレッスンの会を開いてくださったようです。

当日、参加された方々は主宰者含めて5名の方たち。
「介護に役立つから」と言われてきた(騙されてきた?)人がほとんどで、
なかには「介護の勉強会だと思ってきました」という人もいました。

つまり、システマそのものに興味を持っている人たちを相手にしたリードでは
なかったので、あとでいろいろと反省することしきりです。
もっとこうすればよかった、ああすればよかったと思って、勉強になりました。

システマでは最後にサークルアップといって、
その日の感想をお互いにシェアするのですが、
その時にある女性から「今日はできなくて、すみませんでした」と言われた時に、
自分のリードのいたらなさを痛感しました。
「ぜんぜん、あやまる必要はないですから」と言ったのですが、
「すみません」という気持ちにさせてしまったら、
インストラクターとして失格だなと思った次第です。

システマには型もなければ試合もありません。
できる、できないではなく、自分の知ることが大事です。
自分の体はこんなふうに使えるんだ、体にはこんな可能性が残されているんだと、
できるだけ楽しんでもらえたらいいなと思ってリードしたのですが、
「すまない」気持ちにさせてしまいました。
改めてリードの難しさを実感した一日でした。


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