2014年2月14日金曜日

実は日本人が大好きなロシア人

ロシアというと、
とっつきにくい国というイメージがあるのではないでしょうか。
特に日本に対しては、第2次大戦中の日ソ不可侵条約破棄、
その後のシベリア抑留や北方領土占領などで、
日本人の多くは、ロシア=卑怯な国、何をするか分からない国
というイメージもあるかと思います。

国として好きか言われれば、僕も決して好きだとは言えません。
ただ、僕は20代から30代にかけて世界30カ国ぐらいを回っています。
初めてロシアを旅行したのは旧ソ連時代の1989年、
その後、ロシア連邦になってから1992年にも訪れています。
システマを始めてから2012年、2013年と、
これまで計4回ロシアを訪問していますが、
ロシア人はかなり「人のいい人たち」だと感じていています。

トルストイの書いた「イワンのばか」がまさに
ロシア人の性格を現しています。
ロシア人は田舎者で、人がいいから、
他国から騙されないために、
強力な政治体制やリーダーを望むという説があって、
あながちはずれていないような気もしています。

最近読んだ「実は日本人が大好きなロシア人」(宝島社)という本は、
日本に住んでいるロシア人のインタビュー集です。
日本に住んでいるぐらいだから、
日本を大好きなのは当たり前なのですが、
ロシア人が日本をどう見ているのかが分かって面白いです。
彼ら在日ロシア人が、みんな日本に感謝していることも新鮮な驚きでした。
あまりそういうことって、他の在日西洋人は言わないような気がします。

簡単に読めますので、
ロシアに興味がある方は一読してみるのもいいかもしれません。


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