2018年8月30日木曜日

テンションと4大原則

なかなかブログを更新できず、今月は結局2回。

最近はずっとテンションコントロールのワークをやってます。
つくづく思うのは、正しくテンションをコントロールできれば、
自分の体に余計なテンションがないようにすれば、
それが4大原則につながるということです。

4大原則とは言わずと知れた以下の4つです。
呼吸、リラックス、姿勢、動き続けること。

呼吸=息を止めればテンションが生じます。テンションが生じないようにするには、
   呼吸を正しくする必要があります。
リラックス=リラックスしていない体にはテンションがあります。テンションがない
   ようにするにはリラックスする必要があります。
姿勢=悪い姿勢はテンションが生じます。テンションが生じないようにするには、
   正しい姿勢である必要があります。
動き続けること(キープ・ムーヴイング)=止まっていることで居つき、テンションが
   生じます。テンションが生じないようにするには動く必要があります。

4大原則をつきつめれば、テンションがない身体になり、
逆にテンションがないように意識すれば、自ずと4大原則の全てを守ることになる。

もっと言えば、これまでのように4大原則の4つを意識しなくても、
「体の中にテンションがない」ようにするだけで、原則がクリアされることになる。

テンションがなくなれば、自然に4つの原則につながるとはいうものの、
テンションをなくそうとすれば、まず呼吸が必要で、
それがレベルによって基本的なシステマの呼吸だったり、
第二の呼吸だったり、必要に応じて選択していくものではないかと考えています。

考えてみると、これまでも散々テンションについては注意されているのですが、
ここの2年ほどのワークは、いかに自分のテンションをなくすか、
相手のテンションを捉えるかに収れんされてきているように思います。

システマはただでさえシンプルな教えです。
そのシンプルな教えがますますシンプルになっていっている。
簡単にいえば、システマは「呼吸をして、テンションがないようにする」。
それが全てだと言ってはいいのではないかと思うほどです。

シンプルなものにこそ、真理があると考えています。
ミカエルは僕らに本当に必要なこと、真理を教えてくれているように思う昨今です。

特殊相対性理論の根幹をなす方程式もシンプルですよね。
システマもそんな感じがします。




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