以前ならば、ロシアの領事館はその日に行けばビザ申請を受け付けてもらいました。
ただし、受付は9時半から12時まで。
整理番号を受け取って、番号を呼ばれるのを待つのですが、
12時になったら何人待っていようが、窓口は閉まり、足きりされてしまいます。
したがって、9時半に行っては遅いのです。
確実にその日に申請するには、8時台に行くのが望ましかった。
整理番号が10番台だからといって、安心できません。
旅行代理店の人間が一挙に30人分ぐらいのパスポートを申請することがあり、
そんな人が1人いるだけで、そこで30分も40分も時間が取られてしまうからです。
というわけで、今年から領事館は予約制になりましたので、
足きりに合う心配はなくりました。
ロシア大使館のホームページから予約できます。
詳しくは「その1」で紹介しているページを見てください。
ただし、この予約がなかなか取れない。
私は7月18日に電子ビザ申請書をつくりました。
さっそく、大使館のHPにアクセスすると、その日はもう予約できないという。
どうも1日に予約できる数を制限しているようなのです。
ここでメールを登録していると、予約できる状態になると知らせてくれることに
なっています。あてにはできませんが、メールは登録しておきましょう。
大使館は朝9時から始めるので、もしかしたら予約も9時から更新かと思い、
19日の9時にアクセスすると、予約が出来ました。
でも、最短で3週間先の8月9日の9時33分しか空いていません。
次は8月13日の10時台だったので、この日を予約しました。
私が領事館であったある女性は予約できるまで1週間アクセスし続けたそうです。
諦めずにこまめにアクセスするしかありません。
それで予約が1カ月先になったと言っていました。
さて、領事館は9時半からオープンになっていますが、
9時20分ぐらいから入れてくれます。
9時30分から3分ごとに予約があるはずで、私はその日2番目のはずなのに、
なんと30分も待たされて、10時近くに受付開始。
この辺が日本において、そして領事館ですら、ロシア的です。
名前を呼ばれて2番口に進み、書類を提出。
書類さえしっかりしていれば、1分間ほどで受け付けてもらえます。
受付は2番窓口で、3番窓口で2週間後の引換券をもらいます。
どうせロシアだからと遅れるだろうとナメないほうがいいでしょう。
定刻通りに始まることもあるそうで、
名前は2度ほど呼ばれて、その際に窓口に行かないと、
次の人へと飛ばされます。
ただし、その場合も予約はちゃんされているので、
あとから窓口に行って、自分の名前が飛ばされたと言えば、
1時間~2時間ぐらい待てば、受け付けてもらえるみたいです。
さて、これで総額1500円がビザ申請が終わりました。
書類作成からビザ申請まで3週間以上、そこからビザ発行まで2週間、
つまりビザを無料で手にいれようとすると、5週間はかかりました。
ロシア旅行を予定する人は早め早めに動くことが必要かと思います。
(下はネットから拾ってきた、ロシアのビザ。私のではありません)
さて、裏ワザを一つ。
なかなか予約が取れなかったら、ダメ元で行ってみる手もあります。
ビザが予約制になったことを知らずに、
いきなり領事館を訪れる人がいまだ少なからずいるようです。
その場合、受け付けられないと断られるケースもあるのですが、
待っていれば、11時ぐらいにちょっと時間が空いた時に、
受け付けてもらえることもあるようです。
1人3分ごとに予約されているわけですが、書類に不備がない場合1分ぐらいで
終わるので、早めに進行することもあるとか。
何かの折に、向こうの手が空いた時に、予約をせずに来た人間を受けて付けてくれることがあると聞きました。
窓口で知り合った旅行代理店さんからの情報です。
裏ワザその2
バウチャー→電子ビザ申請→領事館予約という流れになっていますが、
領事館がなかなか予約できないため、時間の余裕がない人はまず先に領事館が
予約できるかどうか確かめましょう。
領事館予約→バウチャー→電子ビザ申請という流れでも大丈夫です。
時間的余裕がなく、領事館が予約できなかったら、赤坂のビザセンターとなります。
まずはどちらに書類を提出するか決めてからのほうがいいでしょう。
なお、赤坂のビザセンターは大使館の下請けで係員も大使館の人間ではないそうです。
従って、書類のチェックに結構時間がかかるそうで、大使館では1分で終わるところ、
20分も30分もかかることがあるとか。
予約があっても結局、1~2時間待たせることがあるらしいです。
従って、時間の余裕があれば、絶対に領事館がオススメだと、
これも旅行代理店さんからの情報です。
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