2015年9月9日水曜日

第42回終了。初めての外国人見学者

9月5日のシステマ湘南は、常連さんのIさんとYさんに
8月末に大阪で行われたモスクワのインストラクター、
サイコフスキーのセミナーのシェアをしてもらいました。

参加者は10名。参加していただいたみなさん、ありがとうございました。
ザイコフスキーのワークは、インターナルワークといって、
感覚、感性を重要視するものがメインなので、言わんとすることが分かっても、
ザイコフスキーのやっている通りにできないのです。
ちょっと合気道の「気」的な世界に似ているかもしれません。

IさんとYさんにシェアしていただいたワークは、
ザイコセミナーの雰囲気は伝わってききました。
誤解されやすいワークなので、シェアも大変だったと思います。
お疲れ様でした。

「感じるワーク」なので、傍から見ていると、何をやっているのかよくわからない。
お互い手を持ってじっとしているだけ、そんなワークばかりしている時に、
見学者の方がやってきました。

なんと、システマ湘南に初の外国人の見学者です。
男性のほうはちょっとワイルドな感じで、ラテン系っぽいなと思ったのですが、
話している言葉を聞いてびっくり。なんとロシア人のカップルでした。
男性のほうはカタコトの日本語で、女性のほうが日本語を通訳してくれました。
男性のほうは雰囲気的には空手とかをやっている印象でしょうか。

ロシアの武術を日本人がやっているのを知って見学に来たのだと思うのですが、
なんとなくがっかりした感じが見てとれました。
僕らでは、ミカエルやブラッドのようなことはできないし、
僕にしても内外のインストクラターと比べれば、まだまだですから。
「11月にはトロント本部のブラットが東京に来るので、
興味があればそちらに参加したらどうでしょうか」
とアドバイスしたら、それなら行ってみようかと思ったようでした。

たぶん二度目の見学はないと思うのですが、
たとえば僕ら日本人が海外に行って空手や合気道の教室があると聞いて、
覗いてみたとします。そこのレベルがあまり高くなくても、
自分の国の武術を一生懸命やっていてくれたら嬉しいじゃないですか。
彼らもちょっと嬉しくなってくれたらいいなと、そんなふうに思いました。

0 件のコメント:

コメントを投稿