2019年2月18日月曜日

ザイコフスキーセミナーとストライク

仕事が昨年暮れからガラッと変わって、なかなか調子が出ません。
そこへ持ってきて、3週間週末ぶっ続けのセミナーで、
なかなかブログが更新できませんでした。

クオンセミナーの感想を期待されている方もいると思うのですが、
とりあえず、2月の第1週目と第2週目に行われたザイコフスキーセミナーから
感じたことを――。

今回のザイコフスキーの大阪セミナーは個人的には非常に面白かったです。
先週末(2月16日)のシステマ湘南でもシェアしたのですが、
誤解されてしまうようで書くのが怖い部分もあるのですが、
要はストライクをしてくる相手も「彼自身、その人として見よ」ということです。

たとえてみれば、幼子が泣きじゃくって親に反抗してきても、
「何か訴えたいことがあるんだな」とか、子どもを理解しようとするじゃないですか。

同じようにストライクを打ってくる人間をも理解する。
理解したうえで、その「なぜ相手がストライクをしてくるのか」という原因に
アプローチするのが、こちらが打つべき「本当のストライク」だというのです。

子供が泣いて暴れているのは、もしかしたらお腹が空いているからかもしれない。
だとしたら、その子の「そこ(原因)」にアプローチする。
言い換えれば、そこできんとしたアプローチがでれば、
子供は「あっ、こんなことをしていてもいけない」と
思って、泣き止み、暴力も終わるかもしれません。

私達が目指すべきストライクは、そんなアプローチができるストライクだという。

ただの理想論のように聞こえるかもしれませんが、ザイコフスキーの打つストライクは
それこそ自分自身というものを根こそぎもっていかれるというのか、
自分の芯に響いていくようなストライクです。

肉体に打つのでもなく、心に打つのでもなく、その人の本質に打つというか、
そんな感じのストライクなのです。

だから、ザイコフスキーは言います。
「相手があなたに攻撃してくるのは、
あなたが相手に対して何か悪いことをしたのかもしれない。
何らかの原因があなたにあるはずです。
だから、あなたはそのストライク(攻撃)を罰として受けないといけない」と。

そして、そのうえで相手を理解して、相手の怒り、攻撃するという動機になっている、
「何か」をストライクによって、「何か」を相手から消して、相手を変えていく。

昨日までの残虐な殺人者を、急に善人に変えるような話なのですが、
そんなことが本当に出来るのか。
しかし、それが本当にできると思っているのが、ミカエルであり、
ザイコフスキーであり、だからこそ、彼らのストライクには力があるのでしょう。
(続く)
 
 大阪セミナーに参加した湘南からの皆さんとザイコフスキー。

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