2019年9月4日水曜日

システマ人口はどのくらい?

ちょっと前の話です(フェイスブックでも書いた話のほぼ再録)。

土曜日のクラスが終わった後、鎌倉武道館の更衣室で着替えていたら、
参加者のOさんが、弓道をやっているおじさんから質問されました。
「あんたたち何やっているの?」
「システマです」と答えたら「知らんなあ、それは何?」と言われたので、
一生懸命に説明していました。

Oさんは、
「知らないのも無理はないですよ。日本でも1000人ぐらいしかやっていないから」
と答えていましたけど、私は個人的な感覚では1000人もやっていません。

だいたいマスタークラスのセミナーで東京で150人、大阪で100人ぐらいが来ます。
この人たちがコアな層として250人。あとプラス何人いるかです。

私は以前、システマ大阪のインストラクターの大西さんに
「日本のシステマ人口400人ぐらいでしょう」と言ったら
「いくらなんでもそれは少なすぎる。ジャパンで100人、システマ東京で100人、
システマ大阪で100人ぐらいいるから、これで300人。あと100人ということは
いくら何でもない」と。
「じゃあ、500人ぐらいですかね」
「もっといるんとちゃうか」

九州に50人、四国に50人、中国に50人、近畿東海に50人、東北に50人、
北海道に50人として300人。600人というところでしょうか?

システマ人口は600人ぐらいではないか――ということをフェイスブックに書いたら、
「そんなにいるはずはない」という声もあって、
少なく見積もる人で200人ぐらいから、多くて500人ぐらいという感じでした。
400人から500人ではないかというのが、妥当な解答のようです。

一方で九州で50人と見積もりましたが、システマ福岡だけでも100人ぐらいいるそうで、
そうなると、もっといるかなとも思いました。

競技者団体があるグループだと、日本セパタクロー協会が522人、
日本カバディ協会が234人ですから、その中間ぐらいでしょうか。

しかし、日本はモスクワのインターナショナルセミナーでは、
ロシアを除けば、いつも参加者が最も多い国です。
海外インストラクターのセミナーの数も多く、マスタークラスが来日すれば、
東京では200人近くが集まります。
書籍やDVDも多く発売され、
愛好者500人だとしても、世界から「システマ大国」と呼ばれているのです。

インストラクターやIit(準インストクラター)も60人以上はいると思われます。
ロシアを除けば、こんなにインストクラターが多い国もないのでは?
もう少し広まってもいいような気もしなくもありません。

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