ちょっと前の話です(フェイスブックでも書いた話のほぼ再録)。
土曜日のクラスが終わった後、鎌倉武道館の更衣室で着替えていたら、
参加者のOさんが、弓道をやっているおじさんから質問されました。
「あんたたち何やっているの?」
「システマです」と答えたら「知らんなあ、それは何?」と言われたので、
一生懸命に説明していました。
Oさんは、
「知らないのも無理はないですよ。日本でも1000人ぐらいしかやっていないから」
と答えていましたけど、私は個人的な感覚では1000人もやっていません。
だいたいマスタークラスのセミナーで東京で150人、大阪で100人ぐらいが来ます。
この人たちがコアな層として250人。あとプラス何人いるかです。
私は以前、システマ大阪のインストラクターの大西さんに
「日本のシステマ人口400人ぐらいでしょう」と言ったら
「いくらなんでもそれは少なすぎる。ジャパンで100人、システマ東京で100人、
システマ大阪で100人ぐらいいるから、これで300人。あと100人ということは
いくら何でもない」と。
「じゃあ、500人ぐらいですかね」
「もっといるんとちゃうか」
九州に50人、四国に50人、中国に50人、近畿東海に50人、東北に50人、
北海道に50人として300人。600人というところでしょうか?
システマ人口は600人ぐらいではないか――ということをフェイスブックに書いたら、
「そんなにいるはずはない」という声もあって、
少なく見積もる人で200人ぐらいから、多くて500人ぐらいという感じでした。
400人から500人ではないかというのが、妥当な解答のようです。
一方で九州で50人と見積もりましたが、システマ福岡だけでも100人ぐらいいるそうで、
そうなると、もっといるかなとも思いました。
競技者団体があるグループだと、日本セパタクロー協会が522人、
日本カバディ協会が234人ですから、その中間ぐらいでしょうか。
しかし、日本はモスクワのインターナショナルセミナーでは、
ロシアを除けば、いつも参加者が最も多い国です。
海外インストラクターのセミナーの数も多く、マスタークラスが来日すれば、
東京では200人近くが集まります。
書籍やDVDも多く発売され、
愛好者500人だとしても、世界から「システマ大国」と呼ばれているのです。
インストラクターやIit(準インストクラター)も60人以上はいると思われます。
ロシアを除けば、こんなにインストクラターが多い国もないのでは?
もう少し広まってもいいような気もしなくもありません。
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