先週の土曜日は、システマ東京でトロントのシェアをさせていただきました。
5日間、全17コマのレッスンから、30分ほどシェアするわけですから、
雰囲気すら伝えられたかどうか分かりませんが、
シェアさせていただいたほうは楽しかったです。
シェアの時に質問として「一番きついワークは何でしたか」というものがありました。
でも、個々のワークでは、あんまりきついワークはありませんでした。
ただ、全体を通してみるときつかったというか……。
以前に書いたこととも重なりますが、
モスクワの合宿セミナーとの違いを書いてみます。
モスクワのセミナーではひとつひとつのワークが長いのです。
時によってはひとつのワークを1時間ぐらいさせられます。
トロントの場合、ワーク一つ一つが短くて数が多い。
そのため、気を抜いている暇がありません。
そして、トロントのほうがモスクワよりも1日の練習時間が長い。
例えば、朝食前の練習はモスクワは45分ですが、トロントは90分あります。
それも朝からゼットラ―兄弟のレッスン。もうそこでお腹いっぱいです。
(ゼットラ―を知っている人には分かってもらえると思うのですが)
あと、モスクワは夜のレッスンは別料金で受けたい人だけが受けるが
(それも毎日ではない)トロントでは毎日夜のレッスンがある。
他にもトロントでは、雨が降ってもどんな天候でも外で行う(モスクワは屋内)。
モスクワでは合宿中のお酒OKだが、トロントではNGで禁欲的。
朝7時10分から練習なため、6時半には起床。
夜は11時までレッスンなので(遅い時には12時過ぎまで)、
寝るのは12時過ぎ。どうしても寝不足になります。
モスクワは夜のレッスンが終わっても10時ぐらいなので、
酒さえ飲まなければ、そこまで寝不足にはなりません(笑)。
総じて体力的にきつかったのですが、3日目ぐらいから慣れてきますから、
人間の体とは不思議なものです。
どしゃぶりの中、合計6時間以上わたって、ワークをしたのですが、
それがまだ2日目でしたから、都会でやわな生活をしている身には辛かったです。
この5日間のキャンプで、この年になってK点(限界点)を超えました。
システマがうまくなったとか、そういうふうには思えないのですが、
「自分はここまでやれるんだ」と思えたことが一番の成果でした。
さて、システマ湘南の次回は9月17日になります。
鎌倉武道館で15時からです。
↓下は5日目の午後のレッスン。次々相手が蹴ってくるのをさばく。
(首と肩にテンション入っていていますねw)
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