引き続き、台湾セミナーで思ったこと。
といっても、東京のザイコフスキーセミナーから言われていたことだけど、
システマ大阪のインストラクター大西さんの通訳によれば、
「(フリーワークの時など)何ができるか、何をするかではなくて、
(二人の間で)何が起きているかが大事」という。
で、ふと思ったのですが、何が起きているかということは、つまり関係性。
相手が自分に攻撃してきているという関係性を変えればいいということではないか。
簡単に言ってしまえば、昔、私がやっていた合気道で言われているような、
「自分と殺しに来た相手と友だちになるのが最強の技」に通じると思ったのです。
相手との関係性、つまり相手とのシチュエーション、
それはシステマ的に言えば、「その場のステイト」ということになると思うのだけど、
それを変えようと思いながらワークをすると相手そのものを相手にしないようになる。
なんとなくザイコフスキーが言うような「非対称」に近づけるような気がしています。
ということで、頭をよぎったのが蔵岡インストラクターのストライク。
相手をパンチするのではなくて、相手を癒すような思いで、拳を近づけていく。
蔵岡さんは「癒しの手」と呼んでいました。
これも相手の攻撃に対して、自分は「癒し」という非対称で対応していくわけで、
相手との関係性を変えていくことに通じていきます。
で、これまた思ったのは、3年前にモスクワのアルチョームさんのもとで行った
「アイラブユー」ワーク。
相手が攻撃してくるのを、「アイラブユー」と言いながら捌くワークです。
(言うだけではなく、本当に愛しているように思うことが大事)
これもその場の関係性を変えることに通じます。
というわけで、ちょっと最近思っているのは、この関係性。
フリーワークの時に、相手が敵ではなくて、友だちに接するように触れていく。
そんなことを意識しながら、ワークしています。
というのが、最近の自分の感想で、
関係性って、ビジネスでも共通して言えることだと思います。
相変わらず、分からない人には分からないと思いますが、
何かのヒントになればと思って、「覚書」として書いてみました。
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