6月24日、第116回、システマ湘南終了しました。
この3カ月間、ずうっとインターナル系のワークばかりしていました。
まあ、このブログを読む人は、システマをやっている人ばかりだと思うけれど、
やっていない人のために説明しておくと、
リラックスして、相手の内面にアプローチしていく。
そんな大きな力を使わなくても、相手が倒れてしまうという、
「超達人技」のようなものです。
たぶん第三者が見たら、合気道よりインチキくさいと思います。
(ミカエルの映像がいろいろとYouTubeにあがっています)
なんとなく自分は苦手で、時々練習することはあったのですが、
集中して練習することはありませんでした。
5月に来日したモスクワのダニール師が行なったセミナーでは、
リラックスが強調されていて、あとはテンションを抜くこと、
バランスを整えること。
その言葉だけを抜き出せば、これまでのシステマと何の変わりもないのだけど、
そこでインターナルを意識するかしないかでは全然違ってきます。
なぜ、注意が同じなのに、これまでと違うと言えるのかと言えば、
呼吸が違うから。
ダニールは「口と鼻、50パーセント、50パーセントで呼吸してください」と
言っていて、これはいわゆる「第二の呼吸」のことです。
これまでのシステマの呼吸は「鼻から吸って、口から吐く」。
それがよりインターナルなものが意識されるようになって、
「第二の呼吸」(胸を開く呼吸)となりました。
「第二の呼吸」を意識することで(3月のザイコフスキーの教えもあって)
ダニールのワークへの理解が格段に進歩したような気がします。
というわけで、システマ湘南でも、ここのところ14回にわたって、
インターナルワークを中心に練習してきました。
「インターナル強化月間」が3か月以上続いたのですが、
個人的な感想では、自分も含めて参加者全員が3か月前よりも理解が深まり、
少しは上手くなったのではないかなと。
やはり集中して練習することは大切だと感じた次第です。
自分も勉強になった3か月間でした。
これから後はアダム・セミナーの復習となりますから、
ちょっとモスクワ系のワークからは離れます。
され来週はいよいよアダム・ゼットラ―セミナーで、
その翌週は江ノ島のビーチ・システマです。
皆さん、ご参加のほど、よろしくお願いします。
0 件のコメント:
コメントを投稿